こんばんは。湯沢です。
今回は22年3月に山形へとれいゆつばさを撮りに行った話をします。
目次
- 失態
- 久方
- 追越
失態
2018年に始発である福島から終点新庄まで乗車したことがあり、個人的にも思い出深い車両である「とれいゆつばさ」。
引退の知らせを聞き、撮影計画を立てた。
とは言っても、当時中学2年生だった私。
沿線の撮影地なぞ殆ど知らずでしたが、できる範囲で。
山形駅東口のNewDaysで引退記念グッズを購入。これまた値段が張っている。
相変わらずの狭さ。
さぁ踏切へと歩き始め、ル◯サンスを通り過ぎ、もう少しで踏切だというところだった。
送り込み回送が目の前を通過。全く頭になかった。おわったー。
大慌てでバッテリを入れたが間に合わず。
今ならありえない失態。
バリ順だったのに。今も引きずっている。未練タラタラ。
やや落ち込み気味で踏切に到着。やけに列車本数が多いなと思ったら車両センターへの回送も含まれているんだったな。
山形駅の駅ビルは真っ白な建物。
統一感があって気品がある。地方都市とは思えないぐらい。
五日町の作例はふつうにストレートの写真でしたが、朝なのでモロ逆光。
中2の私には光線もクソもない。
撮れたらそれでもう、大満足。ピン甘かましたのは忘れておこう。
今見ると後追いのカットのほうがかなり良かった。
こう見るとだいぶ先まで線路がまっすぐに伸びていることがわかる。
圧縮効果で背景の山々も大きく見えて盆地らしくなった。
久方
山形駅に戻り、新庄駅へ向かった。
だんだん曇りだしてきた。
仙台とは少し顔の違う701系に乗りこむ。
天童を過ぎると一面の銀世界。
コロナで長らく遠出できておらず、雪景色を見ること自体久しぶりだった。
新庄に到着。駅の端っこにはちらほら人が。まだ到着まで時間があるのに。
ホームに降り立つと冷たい空気が体を纏った。仙台とは段違いの寒さ。
ホリデーパスを駅員さんに見せて出場。
昼食確保に向かう。
駅併設の「ゆめりあ」には、山形の土産的な地場産品はだいたい揃っている。
また展示室を兼ねた模型展示コーナーもある。
山形新幹線の写真パネルも多く飾ってあるのでとてもおすすめ。
列車の待ち時間があっても退屈しないだろう。
とれいゆつばさ引退記念弁当を購入。
安定の「松川弁当店」。山形の老舗弁当屋の一つです。
満喫し終えると早いことにもうすぐ入線時刻。
ホームに向かうと先程より人が増えていた。
接近放送がなって遠くからゆっくり列車が向かってきます。
ポイントを通過しゆっくり頭端式ホームへ入線。
そこからはしばしの撮影タイムです。
車庫の脇の引込線に入る準備をするため(車内清掃等)、20分ぐらいとまっています。
1番線につばさが到着すると、まもなくとれいゆは動き出す。
ホームきわきわに鼻先が来てしまっているので撮りづらかったが…
後追いは上手くいったのでよし。
人気者がいなくなると静けさが戻った。
ぼちぼち、南下を始めるとする。
追越
「とれいゆ」は、復路の新庄→山形がやたらと時間がかかることに気づいた。
後続のつばさを先行させるために、北山形で20分弱停まる模様…。
いわゆるバカ停。新幹線が途中駅に20分も停車、というか運転停車自体珍しいか。
撮るしかないだろう。
また701系にお世話になり、北山形まで向かう。
駅につく頃には雪がちらついていた。
駅前には最近あまり見かけない小便小僧が。
マフラーがまいてある。
「とれいゆ」をモチーフとしたものらしい。
踏切にはたくさん人がいるっぽかったので、駅に近いところで撮影することに。
下りの普通電車が到着するのと同じタイミングでとれいゆつばさが静かに停車。
普通電車が発車し、全貌があらわに。
しばしミニ撮影会が開催。
R編成の名残
15分ぐらいして、踏切と駅の接近放送が鳴り出し、つばさがまもなく来る模様…
100km/h弱で走ってくるはず。指に緊張が走る。
遠くからシタン…シタンと聞こえて…紫色の車体が見えて、シャッターを切る。
如何に…
大満足で山形へ戻り、仙山線で仙台へ帰った。
帰りの仙山トンネルでうたた寝。
生活のすぐとなりを走る新幹線っていい。
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